ワークスペース全体がブラウザーで開きます
デスクトップから公開したワークスペースは、ブラウザーではノートしか届いていませんでした。PDF、画像、表計算ファイル、ソースファイル、デザインキャンバスは一覧に現れず、表示が一部だけであるという知らせもありません。これでは「一部だけ見えている」ではなく「ファイルが消えた」と映ってしまいます。
ブラウザーでもワークスペース内のすべてのファイルが表示されるようになりました。テキストとして読めるファイルは、デスクトップのエディターと同じサイズ制限と同じ保護のもとで開いて保存できます。ソースファイルを開くとアプリ全体がエラー画面に置き換わっていた問題も直り、その原因となっていたパネルは、そもそも何も表示できない場所には現れなくなりました。
ワークスペースに好きな言語で名前を付けられます
日本語でワークスペースに名前を付けると、作れるのは最初の一つだけでした。二つ目以降は名前を何に変えても失敗します。韓国語や中国語の名前でも同じでした。名前に空白が入っているとそもそも作成できず、画面に出るのは理由のわからないエラーだけでした。
ワークスペースは、人が読む名前と、場所を指し示すアドレスを別々に持つようになりました。どの言語でも名前を付けられますし、フォルダーと同じように二つのワークスペースが同じ名前を使ってもかまいません。入力した名前は、ワークスペースを管理するすべての画面にそのまま表示されます。作成できなかった場合は、実際の理由をお伝えします。
ノートごとにアドレスができました
何を読んでいても、Web版のアドレスは一つだけでした。同僚にノートのリンクを送ることはできず、アドレスを別のタブに貼り付けても空のワークスペースが開くだけで、ブラウザーの戻るボタンを押すとアプリの外に出てしまいました。
いま読んでいるノートが、そのままアドレスに表れるようになりました。リンクを共有でき、再読み込みしても読んでいた場所に戻り、戻るボタンはアプリを閉じる代わりに、それまでに開いたノートをたどります。
狭い画面でも編集できます
スマートフォンの幅では、編集領域が行番号だけでほぼ埋まるほど狭くなっていました。一定の幅より狭くなると、サイドパネルはレイアウトから外れ、上に重なる引き出しとして開くようになりました。ノートがウィンドウの幅をそのまま使えます。
共有されたリンクや復元されたタブから直接ドキュメントを開いたときに、引き出しがドキュメントを覆ったまま開いていた問題も直しました。
できないことを勧めなくなりました
今回のリリースで最も多く直したのは、足りない機能ではなく、あるように見えていた機能です。ブラウザーでは実行できない操作がそのまま表示され、ワークスペースを読めなかったパネルはエラーではなく空の状態を表示していました。そのため「ここには何もない」と「Web版には最初から無い」が同じに見えていました。
とりわけワークスペースの状態パネルは、読み込めてすらいないワークスペースについて「すべて処理済み」と言い切っていました。取り込みウィザードは五つの段階をすべて終えてから失敗しました。失敗するしかないコマンドも提示され続け、依頼を書き終えたあとで断られました。こうした操作は、表示されなくなるか、正直に失敗するようになりました。利用できない機能は、英語ではなくお使いの言語でお知らせします。
初回の表示が速くなり、静かに動いていなかったものが動きます
その日はじめてWeb版を開くと、何も現れないまま長く待たされていました。この待ち時間はなくなり、初回でも二回目以降と同じ速さで開きます。
デスクトップでしか動いていなかったものも三つ直りました。ブラウザーで始めた購入が、途中で終わらずに最後まで完了します。地図が表示されます。共有ワークスペースのメンバー一覧が読み込まれ、招待や役割の変更、メンバーの削除をブラウザーからも行えます。アシスタントがWebでは使えないツールを提示していた問題も直したので、対応できるはずの依頼を断ってしまうことが減りました。