本文へスキップ
実践レシピ

チーム · 活用シナリオ

技術的な判断の根拠と変更履歴の検索

議事録とADRにある決定を、発言者、原文、後からの変更と一緒に確認します。

5 分で読めます

新しいエンジニアから「なぜテナント分離をスキーマ単位ではなく行単位にしたのですか?」と聞かれました。CTOは概要を覚えていますが、決めた担当者は既に退職しています。チャットの検索結果から、決定と雑談を見分けるのも簡単ではありません。

30人のB2B SaaS企業を想定し、週次議事録、ADR、チャットの抜粋を一つのワークスペースで確認する例です。

使用する資料

  • 2021年以降の週次エンジニアリング議事録
  • 背景、選択肢、決定、結果を記したADR
  • チャットの抜粋、仕様書、振り返り
  • 退職した担当者の判断が残る文章

従来の方法と確認が難しい点

同じ話題のメッセージがあっても、最終的に何が決まり、いつ変更されたかは別です。古い決定を現在の設計方針として読んでしまう恐れがあります。

ワークスペースでの進め方

  1. 決定の記録をまとめる

    meetings/docs/adr/slack-notes/を取り込みます。原文のMarkdownは書き換えません。

  2. チームの用語を整える

    「Domain vocabulary」で実際に使う言葉を設定します。既存資料にも反映する場合は再抽出します。

  3. 変更の関係を確認する

    「Revisions」で後の議事録が前の決定を置き換える関係を原文と照合します。確認済みの変更も元に戻せます。

業務に合わせた質問例

  • マルチテナンシーに関する決定を、新しい順に示してください。
  • 後から変更された決定と、その理由を教えてください。
  • 行単位の分離を選ぶとき、何を諦めると議論しましたか?

活用結果と確認が必要な範囲

誰が、どの文章で、何を決めたかを示し、変更前の判断から新しい記録へたどれます。

自分の資料で試す

この仕事に必要な手順を学び、お手持ちの資料で試してみましょう。

関連レッスンを見る
技術的な判断の根拠と変更履歴の検索